京洛三十六家山水花鳥人物図貼交屏風

きょうらくさんじゅうろっけさんすいかちょうじんぶつずはりまぜびょうぶ

「京洛三十六家 山水花鳥人物図貼交屏風」は、京都六角通油小路下ル本能寺町で両替商や貸金業を営んでいた前川五郎左衛門家に伝わったもので、平成15年(2003)に文書類と共に佛教大学附属図書館の所蔵となった。この屏風は六曲一双、総寸は各縦171.2、横378.0センチ。地全体に銀箔を置き、三十六枚の絹本着色図を貼り込んでいる。各図の寸法は、縦25.8、横38.0センチ前後。円山四条派を中心に、土佐派や京狩野も含む京坂で活躍した絵師三十六名の作品が貼り交ぜられており、当時の画壇の縮図とも言うべきものである。

【右隻】、1:岸駒「旭日飛鶴図」、2:合川珉和「毬杖図」、3:山口素絢「笑い上戸図」、4:紀広成「梅に文鳥図」、5:西村楠亭「住吉踊図」、6:長山孔寅「韓信股潜図」 、7:月峰「瀑布図」、8:矢野夜潮「浦島図」、9:別所東渓「嵐山春景図」、10:柴田義董「樵夫図」、11:松村景文「遊亀図」、12:村上松堂「秋海棠に小禽図」、13:上田耕夫「柳堤舟遊図」、14:中林竹洞「松堤舟遊図」、15:円山応瑞「鮎図」、16:橘公順「黄安図」、17:吉村蘭洲「渓流図」、18:長沢芦洲「あけび図」

【左隻】、1:原在中「蘭石図」、2:森徹山「虎図」、3:月橋「松下高士図」、4:松川龍椿「朝顔図」、5:円山応震「虎渓三笑図」、6:田中日華「撫子図」、7:森狙山「親子猿図」、8:岸岱「松に鵲図」、9:八田古秀「亀図」、10:河村文鳳「李適之図」、11:月潭「武陵桃源図」 、12:吉村孝敬「鴨図」、13:狩野永俊「雪景楼閣山水図」、14:大原呑舟「韃靼人狩猟図」、15:村上東洲「茅屋山水図」、16:東東洋「雪景茅屋図」 、17:中島来章「大原女図」、18:土佐光孚「王朝美人図」

第16図
橘公順●
「黄安図」
第13図
上田耕夫●
「柳堤舟遊図」
第10図
柴田義董
「樵夫図」
第7図
月峰●
「瀑布図」
第4図
紀広成●
「梅に文鳥図」
第1図
岸駒●
「旭日飛鶴図」
第17図
吉村蘭洲●
「渓流図」
第14図
中林竹洞●
「松堤舟遊図」
第11図
松村景文●
「遊亀図」
第8図
矢野夜潮●
「浦島図」
第5図
西村楠亭●
「住吉踊図」
第2図
合川珉和○
「毬杖図」
第18図
長沢芦洲●
「あけび図」
第15図
円山応瑞●
「鮎図」
第12図
村上松堂●
「秋海棠に小禽図」
第9図
別所東渓●
「嵐山春景図」
第6図
長山孔寅○
「韓信股潜図」
第3図
山口素絢●
「笑い上戸図」

(●は『平安人物志』掲載の絵師、○は大坂で活動した絵師)

参考文献 水谷亜希 「京洛三十六家 山水花鳥人物図貼交屏風」(佛教大学附属図書館蔵)
『京都国立博物館学叢 第36号』より

第16図
東東洋●
「雪景茅屋図」
第13図
狩野永俊●
「雪景楼閣山水図」
第10図
河村文鳳●
「李適之図」
第7図
森狙山○
「親子猿図」
第4図
松川龍椿●
「朝顔図」
第1図
原在中●
「蘭石図」
第17図
中島来章●
「大原女図」
第14図
大原呑舟●
「韃靼人狩猟図」
第11図
月潭
「武陵桃源図」
第8図
岸岱●
「松に鵲図」
第5図
円山応震●
「虎渓三笑図」
第2図
森徹山○
「虎図」
第18図
土佐光孚●
「王朝美人図」
第15図
村上東洲●
「茅屋山水図」
第12図
吉村孝敬●
「鴨図」
第9図
八田古秀●
「亀図」
第6図
田中日華●
「撫子図」
第3図
月橋
「松下高士図」

(●は『平安人物志』掲載の絵師、○は大坂で活動した絵師)

参考文献 水谷亜希 「京洛三十六家 山水花鳥人物図貼交屏風」(佛教大学附属図書館蔵)
『京都国立博物館学叢 第36号』より