無量壽經鈔 慶長版

むりょうじゅきょうしょう けいちょうばん

鎌倉時代の僧・了慧道光(1243-1330)が永仁4年(1296)に撰述した「仏説無量壽経」の注釈書。本書は「洛陽七條寺内平井近江法橋良專開板/于時慶長二十年乙夘初夏上旬」の刊記をもつ古活字版である。本学にはこのほか慶長20年の古活字版で巻1、4を欠くものや、寛永元年の古活字版がある。「洛陽七條寺内」とあるが本願寺内ではなく本願寺門前町内という意味であるという。

参考文献 浄空法師編『無量寿経註釈叢書』第1巻、藤堂祐範編『浄土教古活字版圖録』