往生要集義記 寛永18年版

おうじょうようしゅうぎき かんえい18ねんばん

浄土宗第三祖良忠撰。源信『往生要集』の注釈書である。『往生要集義記』の伝本には『往生要集鈔』と『往生要集義記』という二種類の表題があり、成立の早い写本・版本には『往生要集鈔』、遅いものには『往生要集義記』の名が付けられている。本書の巻末には「寛永辛巳仲冬日 / 書舎理兵衛刊行」の刊記が入る。版元の理兵衛は本書と同じく寛永18年(1641)に『東福仏通禅師枯木集』、慶安元年(1648)に『由良開山法灯国師法語』などを刊行している書肆である。

参考文献 稲田廣演「往生要集鈔」(『浄土教典籍目録』)、『江戸時代初期出版年表』