三國佛法傳通縁起

さんごくぶっぽうでんずうえんぎ

東大寺の凝然による、インド、中国、日本の三国における仏法伝通について述べた書。応長元(1311)年成立。本資料は無刊記の古活字版であるが、「三國佛法傳通縁起」の古活字版には次の四種があるという。
(1)慶長期刊行、双辺無界、10行20字、(2)慶長期刊行、双辺無界、11行20字、(3)元和期刊行、無辺無界、11行20字、(4)慶長期刊行、双辺無界、10行20字 ※(2)の同種異植字版
本資料は無辺無界、11行20字なので、このうち(3)に該当する。

参考文献 川瀬一馬『増補 古活字版之研究』