原文

清涼殿(せいりやうでん)

東西十壱間南北九間半らんかんあり
板敷にして四方縁(ゑん)也 / 東むき御上段(しやうだん)の間 (ま) 帝(てい)鑑(かん)の繪圖(ゑず) 同おくの間 四季(き)の繪あり 二の間四愛堂(あいどう) / 渕(ゑん)明(めい)が菊(きく) 周茂叔(しうもじゆく)が蓮(はちす) 山谷(さんこく)が蘭(らん) 林和(りんくわ)清(せい)が梅(むめ)の繪圖(ゑず) 三の間も同じ / 下段(だん)は板の間 竹にとら 金(きん)花鳥(くわてう)の繪(ゑ) 杉戸(すぎど)に雪(ゆき)に梅(ばい)竹(ちく) 芦(あし)に雁(がん)  / 松にきりん 雪枩(ゆきまつ)に鳳凰(ほうわう)しばがき 苅田(かりた)にすゞめ 松に靏(つる) 垣(かき)に夕がほ等(とう)の繪(ゑ)あり