原文

粟田口庚申堂

青蓮院御門主の地に三申の社あり
傳教大師の御作
見ざる
きかざる
いわざるとて三ツの猿をたてたる社なり
いつも庚申の日は多少の人
爰にまふで燈明供物をそなへて拝す
是は人の心をさるにたとへ
目に見
耳に聞 口にかたる事をつゝしまざるゆへなりといふ事を表せり