原文

[祭禮付山鉾つづき]

【上段】六月七日の山鉾の見送り
舟鉾
是は神功皇后三かんを退治のため出陣のてい
鬼はわたづみの神
かんしゆまんしゆをたてまつるてい也
六月十四日山の次第
橋弁慶山
よしつねと弁慶五条のはしにて主従のけいやくせし時の故事也
黒主山
世にさいきやうさくらともいふ
是はつらゆき古今の序に大ともの黒ぬし
が哥をひはんせし詞より出たり
観音山
これはふだらくの六くわんおんの内やうりうくわんおんのざうにてゑしん
のそうづのさく也
鈴鹿山
すゝかの立ゑほしといふ鬼をたいちのてい

【下段】御神剱
第一
牛頭天皇
すさのおのみこと也