原文

【九之巻】東寺 寺領弐千三十石

桓武天皇の御こんりう
大内の羅城門のひかしにあたれり
嵯峨天皇の御宇
弘仁十四年正月に空海に給はる
當寺本佛は薬師如来
講堂は仁王秘法の蜜佛也

解説

巻九には寺領二千三十石の東寺をはじめとする大寺院が並んではいますが、もっとも紙数を割いているのは寺領四十石の壬生寺です。代表的な演目が紹介された壬生狂言の記事は人気も高かったのでしょう、やはり上下二段取りです。