紹介文あり

エリザベス・ボウエンの短篇を読む

著者名 エリザベス・ボウエン研究会 編
出版社 国書刊行会
出版社WEBサイトの書籍紹介
発行年 2024.11
ISBN 9784336076892
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教員名 所属 リンク 区分 備考
松本 真治 文学部英米学科 教員紹介 分担執筆 分担執筆, 第1部 作家・作品論, 『フェイバー版現代短篇集』をめぐって, 91-113p

松本 真治先生(文学部英米学科)による紹介文

20世紀英国文壇を代表するアングロ・アイリッシュの作家エリザベス・ボウエンは、幻想的な短篇の名手です。チェーホフやモーパッサン、D. H. ロレンスなどを評価し、リアリズムよりもファンタジーや超自然に触れる短篇約100篇を残しています。20世紀初頭に英国で、映画と並んで新しい「芸術ジャンル」として勃興した短篇は、ボウエンにとっては自分の世界を、もっともストレートに表現できる手段でした。そのボウエンの創作の秘密を解き明かしています。

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