紹介文あり
国境の思想 : ビッグデータ時代の主権・セキュリティ・市民
著者名 | マシュー・ロンゴ 著 ; 庄司克宏 監訳 |
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出版社 |
東京 : 岩波書店 出版社WEBサイトの書籍紹介 |
発行年 | 2020.12 |
ISBN | 9784000229739 |
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タグ |
教員名 | 所属 | リンク | 区分 | 備考 |
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原田 徹 | 社会学部公共政策学科 | 教員紹介 | 共訳 | 序章 第7章 デジタルの暗闇の中へ――データ、グローバルなファイヤーウォール、セキュリティの将来 |
原田 徹先生(社会学部公共政策学科)による紹介文
テロリストの国際移動を防ぎ、わたしたちの身の安全をはかるため、世界の国境では最新のテクノロジーが導入され始めています。検索履歴なども含めた日常生活のあらゆる局面でのビッグデータが活用され、個人ごとに潜在的なリスク指数が弾き出され、そのデータを元に検問されつつあるのです。身の安全をはかるためには、その代償として個人の内面の安全が脅かされるかもしれない。このジレンマを考えさせられる作品です。
関連リンク
(書評)『領土の政治理論』マーガレット・ムーア〈著〉 『国境の思想 ビッグデータ時代の主権・セキュリティ・市民』マシュー・ロンゴ〈著〉
(朝日新聞 朝刊・読書2 /2021年2月13日)
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