秘密漫荼羅教付法傳

ひみつまんだらきょうふほうでん

真言宗の開祖、空海の著。密教を伝えた七祖の伝を述べる。全2巻のうち、巻2のみが残る古活字版である。
本書の巻頭には古活字版の収集で知られる蔵書家・中島仁之助氏の蔵書印(「春翠文庫」)があり、元は中島氏の所蔵であったことが分かる。
この中島氏蔵の『秘密漫荼羅教付法傳』について、川瀬一馬『増補古活字版之研究』では、慶長年間(17世紀初)に高野山において出版されたものと推測されている。

参考文献 『国史大辞典』、川瀬一馬『増補古活字版之研究』