往生要集義記 江戸初期版

おうじょうようしゅうぎき えどしょきばん

浄土宗第三祖良忠撰。源信『往生要集』の注釈書である。『往生要集義記』の伝本には『往生要集鈔』と『往生要集義記』という二種類の表題があり、成立の早い写本・版本には『往生要集鈔』、遅いものには『往生要集義記』の名が付けられている。本書は刊行年の記されていない古活字本であるが、寛永年間に刊行されたものと推測され、本書以降に刊行されたものはすべて『往生要集義記』となっている。蔵書印は8巻末に「其中堂印」があり、また各巻頭に「仙波喜多院 周海藏」の墨書がある。

参考文献 稲田廣演「往生要集鈔」(『浄土教典籍目録』)