宮内庁正倉院事務所所蔵『聖語蔵経巻』第Ⅰ類~第Ⅳ類を学内向けに公開しました!(臨)

 東大寺大仏殿の北西に位置する正倉院。その中でも「聖語蔵(しょうごぞう)」と呼ばれる校倉に保存されていた、仏経を中心とする文書の一部について、学内端末から検索・閲覧ができるようになりました。

 「聖語蔵」に所蔵される文書は、第 I 類の「隋経」から第 XI 類の「雑書其他」に至るまで、十一類に分類されておりますが、学内公開した内容は、これらのうちの四類分、「第 I 類・隋経」、「第 II 類・唐経」、「第 III 類・天平十二年御願経」、「第 IV 類・神護景雲二年御願経」の約1200巻となります。

 中国由来の「隋経」「唐経」を含め、いずれも奈良時代以前の古写経であり、歴史的にも大変に貴重なものです。本学電子資料庫においては、これら経巻について、経巻のタイトルから検索を行い、電子画像として閲覧を行うことができるようになっております。

 当然ですが、正倉院にある実物の閲覧は極めて困難です。ぜひ本コンテンツをご活用ください!

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 ※ なお本コンテンツについては学外からのアクセス・閲覧はできません。