企画展示
Exhibition2018年3月 新収資料展(仏書編)
2018年2月 朝鮮本
2018年1月 明治150年
2017年12月 二条城
2017年11月 二条城
2017年10月 月見
2017年9月 重陽の節句
2017年8月 四条河原
2017年7月 幕末維新期の京都
2017年6月 京都と火災
2017年5月 京のガイドマップ
2017年4月 新収資料展
2018年3月 新収資料展(仏書編)
3月の企画展示は、「新収資料展(仏書編)」と題し、「九品山略縁起」など近年新たに収蔵した仏教関係資料を展示します。
2018年2月 朝鮮本
今月から来月にかけて、韓国の平昌で冬季オリンピックおよびパラリンピックが開催されます。朝鮮半島においては、古い時代から仏典等の印刷が盛んに行われていました。
2月の企画展示は、「朝鮮本」と題し、朝鮮銅活字版の「漢書」など、李朝時代に刊行された書籍を展示します。
- 展示期間
- 2018年2月1日(木)~2月28日(水)
- 展示資料
- 「漢書」 1431年跋
- 「中庸諺解」 1820年
- 「綱鑑大成」 年未詳
- 「茅鹿門抄評柳柳州文」 17世紀後半頃
- 「古文百選」 年未詳
- 「兵学指南」 年未詳
2018年1月 明治150年
今年2018年は、明治元(1868)年から満150年の年にあたります。
明治以降、日本は近代化を進め、国の基本的な形を築きました。東京遷都によって都の地位を失った京都においても、近代化と再開発をはかる町づくりが進められ、産業施設や学校、図書館、博物館といった教育施設が設置されました。
2017年12月 二条城
徳川家康により京都における宿所として築かれた二条城は、「禁中並公家諸法度」の制定や大政奉還の諮問が行われるなど、数々の歴史の舞台となった城です。
12月の企画展示は、大政奉還の諮問の場に列席した人物による記録「諸家様廻章留」など、二条城に関する資料を11月に引続き展示します。
2017年11月 二条城
徳川家康により京都における宿所として築かれた二条城は、「禁中並公家諸法度」の制定や大政奉還の諮問が行われるなど、数々の歴史の舞台となった城です。
11月の企画展示は、大政奉還の諮問の場に列席した人物による記録「諸家様廻章留」など、二条城に関する資料を展示します。
2017年10月 月見
旧暦8月15日の月は中秋の名月といわれ、各地で月見の会が催されます。今年は10月4日がその日にあたります。
佛教大学の広沢キャンパスに近い広沢池は、古来より月の名所として有名でした。10月の企画展示は、「都名所百景 広沢池」など月見にまつわる資料を展示します。
- 展示期間
- 2017年10月2日(月)~10月30日(月)
- 展示資料
- 「十二月あそひ」 江戸初期
- 「後拾遺和歌集」 正保4(1647)年
- 「山家集類題」 文化9(1812)年
- 「後水尾院當時年中行事」 弘化4(1847)年
- 「草根集」 嘉永2(1849)年
- 「都名所百景」 江戸末期
2017年9月 重陽の節句
重陽とは9月9日の節句を指します。この日、宮中では天皇と臣下が詩歌を作り、菊酒を飲むしきたりがありました。
9月の企画展示は、菊を飾る家々を描いた「十二月あそひ」など、重陽の節句に関する資料を展示します。
- 展示期間
- 2017年9月1日(金)~9月30日(土)
- 展示資料
- 「十二月あそひ」 江戸初期
- 「花洛細見図」 元禄17(1704)年
- 「寛保二年正月廿四日和歌御會始」 寛保2(1742)年
- 「後水尾院當時年中行事」 弘化4(1847)年
- 「増補江戸年中行事」 江戸後期
2017年8月 四条河原
四条河原は、鴨川にかかる四条大橋付近の河原を指します。古くからこの地域では芸能興行が行われ、江戸時代には芝居小屋が掛けられました。また、夏に設けられる納涼の川床は、江戸中期に始まりました。
8月の企画展示は、四条河原での夕涼みの様子や、芝居小屋を描いた資料を展示します。
2017年7月 幕末維新期の京都
今年は、将軍徳川慶喜が朝廷に政権返上を申し入れ、受け入れられた慶応3(1867)年の「大政奉還」から150年にあたります。
7月の企画展示は、二条城での大政奉還の諮問の場に列席した人物による記録「諸家様廻章留」など、幕末維新期の京都の状況を示す史料を展示します。
- 展示期間
- 2017年7月1日(土)~7月31日(月)
- 展示資料
- 「都名所百景 鴨川流上下加茂社」 江戸末期
- 「極本しらべ 手紙いらず 早便り」 元治元(1864)年
- 「新発田藩京都留守居役御用留」 江戸末期
- 「諸家様廻章留」 慶応3(1867)年
- 「西京日誌」 慶応4(1868)年
2017年6月 京都と火災
江戸時代の火災といえば、江戸城の天守閣が焼失した明暦の大火がよく知られていますが、京都でも火災が度々おこり、二条城や禁裏などが被害を受けました。
6月の企画展示は、近世京都最大の火災と言われる天明の大火について記した『火用心花紅葉都咄』や、蛤御門の変の際に類焼した地域を記したかわら版など、江戸時代の火災に関する資料を展示します。
2017年5月 京のガイドマップ
江戸時代、東海道の終点であった三条大橋の近くには、多くの旅籠屋があり、京都を訪れた人々が利用しました。これらの旅籠屋は、旅客に向けて京都のガイドマップを配布しました。
5月の企画展示は、京都の旅籠屋・亀屋嘉兵衛が配布した「京都名所方角道法略記」や、三条大橋の様子を描いた地誌「京都順覧記」などを展示します。