とりあえず簡単なチェックだけしたい時は?
グラフを見て、気になった部分だけ原因を調べてみましょう。
マイナスが続いていたり、極端に触れ幅が大きかったり、グラフを見ていて気になる部分があった時には、その時期の該当企業、該当業界のニュースを新聞・雑誌データベースから探すなどして、原因を調べてみましょう。
東洋経済デジタルコンテンツ・ライブラリーの四季報シリーズの記者のコメント、eol企業検索ナビの「最近の動向」などの項目に、原因が書かれているかもしれません。検索してみましょう。
おすすめコンテンツ
- 東洋経済デジタルコンテンツ・ライブラリー :就活企業サーチ
- 日経テレコン :企業検索
- eol企業ナビ :トップページ
ちゃんと調べたい時は?
電子書籍・データベースから読み方を調べてみましょう。
「『就職四季報』パーフェクト活用術 ―成功するための7つのステップ―」「IR就活 ―就活生の誰もやっていない会社研究の極意―」などの電子書籍では、就活生向けの企業情報の読み方が解説されています。
また、「決算書 読み方」などのキーワードを組み合わせて、日経BP雑誌検索サービスなどの各種新聞・雑誌データベースで検索すると、読み方を解説した記事が見つかります。eol企業検索ナビのトップページのバナーから読める「企業探偵団」にも、財務データの読み方について解説があります。
例えば、こんなことが考えられます。
会社の規模の基準のひとつが「売上高」ですが、本業でお金を稼いでいるのかどうかは、これだけではわかりません。売上高から売上原価・販売管理費を引いた「営業利益」が本業の利益ということになります。両方の数字に注目してみましょう。
また、会社の財源は「自己資本(資本主自身が提供しているぶん)」と「負債(第三者が提供しているぶん)」で成り立っています。このうち自己資本の割合を表したのが「自己資本比率」にあたります。この比率が高いということは、借金に依存していない会社であると考えることができます。
これだけで判断はできない、目安のひとつとして
これらの項目だけで会社の状態の良し悪しを断定することはできません。しかし、数字の読み方が少し分かるようになると、データベースの企業情報から分かることが大幅に増えます。
おすすめコンテンツ
- 日経BP記事検索サービス :雑誌記事検索
- eol企業ナビ :企業探偵団、初めての企業ナビ