在宅ケアのための判断力トレーニング
- 清水 奈穂美
- 医学書院
- 2022.6
清水 奈穂美先生(保健医療技術学部看護学科)による紹介文
訪問看護師の判断を支える4つの力(手がかりを感じとる力、見えないことを推論する力、考えを言葉にする力、余計なことをしすぎない力)と最善解を導く意思決定の共有を具体的に解き明かしながら、判断力をトレーニングできるようになっています。「誌上シミュレーション」の形式で、あなたに問いかけますので一緒に考えながら思考の幅を広げていきましょう。清水 奈穂美先生(保健医療技術学部看護学科)による紹介文
訪問看護師の判断を支える4つの力(手がかりを感じとる力、見えないことを推論する力、考えを言葉にする力、余計なことをしすぎない力)と最善解を導く意思決定の共有を具体的に解き明かしながら、判断力をトレーニングできるようになっています。「誌上シミュレーション」の形式で、あなたに問いかけますので一緒に考えながら思考の幅を広げていきましょう。濱吉 美穂先生(保健医療技術学部看護学科)による紹介文
緩和ケアやがん看護、意思決定支援において、患者さんの身体的痛みやその他の身体的な問題、心理社会的問題、スピリチュアルな問題など「目に見えない」ものを理解するために、客観的その症状や状態を理解するためにどのような指標を使えば良いかが分かる一冊です。患者さんの心身の状態を客観的に理解したいけれど難しいと感じた時に、是非手に取ってみてください。濱吉 美穂先生(保健医療技術学部看護学科)による紹介文
少子高齢化が進む我が国では、人々の医療・療養の場は医療機関のみでなく居宅や施設などに拡大してきており、多様な分野と地域の人々と共につくる地域包括ケアシステムの構築が急務である。その中で、在宅看護・地域看護に求められる期待は大きくなっている。本書は地域・在宅看護実践に関する理論から実践のエッセンスまで網羅した実践的なテキストである。濱吉 美穂先生(保健医療技術学部看護学科)による紹介文
ACPとは、将来の医療・ケアについて、本人を人として尊重した意思決定の実現を支援するプロセスのことです(日本老年医学会)。「ACPの必要性を理解できても、具体的な実践をイメージできない」という臨床専門家の声をもとに、この本では医師や看護師、ケアマネジャーなどが、病院や地域で患者・利用者とともにACPを実践する際の考え方や介入の仕方、進め方がわかるようにしました。また、意思決定支援に対する学生さんの学びに使える内容です。ACP実践に必要と考えられる概念や背景だけでなく、疾患別・場面別の事例と具体的な会話例を用いてACPの実践を解説しています。また、学びを深...続きを読むシリーズ臨床の思考
吉浜 文洋先生(保健医療技術学部看護学科)による紹介文
不確実性を抱え込んだ医療・看護の問題解決には、プラグマティストであるデューイ、パースの「探求」的なアプローチが必要である。この行為と思考の連続性を主張する仮説検証的な方法は、「看護過程」と呼ばれる看護領域の問題解決法、その他の臨床推論の基礎をなしている。ガイドラインやマニュアルに依拠した看護実践が主流となり、看護師の「臨床判断力」が議論されている現実がある。臨床で問題解決のために「考える」とはどういうことかを追求した看護実践の中の「思考」に焦点を当てた論考である。