信濃巫女 : 諸国巡業する口寄せ巫女たち
- 中野 洋平
- 昭和堂
- 2026.5
中野 洋平先生(歴史学部歴史文化学科)による紹介文
この本は、口寄せ巫女を「口寄せ」という行為を生業とする人々と捉えて、人々が生きていくためどのように口寄せを生業としていたのか、なぜ口寄せを生業とするようになったのか、という「生業としての口寄せ巫女」がテーマです。口寄せ巫女というと神秘的で怪しげなイメージが先行しますが、彼女たち自身に寄り添ってみると、彼女たちは本当に普通の人間で、時代に合わせて必死に口寄せ巫女として生きていただけなんですね。そのことを、この本では描こうと思いました。