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表示件数: 25

平田篤胤 狂信から共振へ

  • 山下 久夫 編, 斎藤 英喜 編
  • 法蔵館
  • 2023.2

斎藤 英喜先生(歴史学部歴史文化学科)による紹介文

古代神話が、近世、近代においてどのように読み替えられ、近世や近代固有の神話が創造されていくかを明らかにする一書です。「神話・伝承学」をさらに専門的に勉強したい人には、お勧めです。
紹介文あり

京都の中世史1:摂関政治から院政へ

  • 美川圭、佐古愛己、辻浩和著
  • 日本機関紙出版センター
  • 2021.11

佐古 愛己先生(歴史学部歴史文化学科)による紹介文

藤原氏が国政を掌握した摂関政治をへて、上皇による院政が始まる院政期。政務のしくみや運営方法・財源など、貴族社会のしくみと、政治権力の転変をわかりやすく解説しています。また、この時代は寺院造営や人口増加で都市域が拡大し、平安京が〝京都〟へ変貌する胎動期でもあります。京都の都市的変遷においても興味深い時代です。古代から中世へ、過渡期の京都の歴史に興味のある方には、ぜひ一読をお勧めします。
紹介文あり

講座日本民俗学 4:社会と儀礼

  • 関沢 まゆみ(編)
  • 朝倉書店
  • 2021.12

八木 透先生(歴史学部歴史文化学科)による紹介文

『講座:日本民俗学』シリーズは、民俗学の研究水準を的確に示すとともに、現代社会に民俗学が果たすべき役割についても言及した講座本であり、民俗学を本格的に学ぼうとする学生諸氏にとっても、格好のテキストとなるものと思われる。
紹介文あり

日本の鬼図鑑

  • 八木 透
  • 青幻社
  • 2021.12

八木 透先生(歴史学部歴史文化学科)による紹介文

鬼は人間の写し鏡だと思います。つまり、私たちは鬼を知り、鬼について考えることにより、人の本来あるべき姿を見いだせるのではないかということです。鬼は、自分を振り返り、内省するためには必ず必要な存在だということを学んでほしいと思います。
紹介文あり

魏志倭人伝と東アジア考古学

  • 門田 誠一
  • 吉川弘文館
  • 2021.12

門田 誠一先生(歴史学部歴史文化学科)による紹介文

魏志倭人伝は邪馬台国や卑弥呼のことが書かれている史料です。これまでの研究は邪馬台国の場所はどこかが主な関心でした。しかし、魏志倭人伝は中国の歴史書なので、そこに書かれていることを中国の考古資料で解読したのが、この本の特徴です。当時の中国人の立場からみた古代の日本の姿を復原しました。考古学の専門書ですが、ここで示したように相手の視点からは何が見えてくるかを考えることは、歴史の研究だけでなく、いろいろな分野や場所で求められることだと思います。
紹介文あり

現代家族のリアル:モデルなき時代の選択肢

  • 中込睦子 編著, 中野 紀和 編著, 中野 泰 編著
  • ミネルヴァ書房
  • 2021.3

八木 透先生(歴史学部歴史文化学科)による紹介文

現代家族の実態に感心がある者にはぜひ一読をお勧めしたい。
紹介文あり

「共助」をめぐる伝統と創造:日韓コミュニティ比較の視座

  • 松本 誠一 編, 編集委員:立柳聡, 對馬秀子, 吉川美華
  • 2021.3

八木 透先生(歴史学部歴史文化学科)による紹介文

島嶼社会、あるいは韓国に興味のある学生諸子は一読されたい。
紹介文あり

人文学研究の諸相 : 佛教大学・中国社会科学院文学研究所国際シンポジウム論集

  • 京都 : 佛教大学研究推進部
  • 2019.12

田中 典彦先生による紹介文

現時点における日・中研究者の関心の一端が、この論集から窺えると思います。目次に目を通して、ご自分が興味を抱いている分野の論文があれば、ぜひ一度読んでみて下さい。
  • 文学部
  • 日本文学科
  • 中国学科
  • 英米学科
  • 歴史学部
  • 歴史学科
  • 歴史文化学科
  • 紹介文あり

    はんこと日本人

    読みなおす日本史

    • 門田誠一著
    • 東京 : 吉川弘文館
    • 2018.10

    門田 誠一先生(歴史学部歴史文化学科)による紹介文

    毎日の生活にはんこは欠かせない。日本人はなぜ、いつごろからはんこを押し続けてきたのか。その歴史を辿り、はんこをめぐる日本独特の文化・社会を探る。1997年初版の復刊。
    紹介文あり

    日本宗教史のキーワード : 近代主義を超えて

    • 大谷栄一, 菊地暁, 永岡崇編著
    • 東京 : 慶應義塾大学出版会
    • 2018.8

    大谷 栄一先生(社会学部現代社会学科)による紹介文

    本書は、2014~16年度に京都大学人文科学研究所で実施された共同研究「日本宗教史想像の再構築」の成果として刊行された日本宗教史のキーワード集である。編者3名の座談会、53個のキーワード解説、30冊のブックガイドから構成されている。高校までの教科書には載っていないような知識や視点によって、日本宗教史の新たな見方を示し、従来の日本宗教史像の再構築をめざした作品である。
  • 社会学部
  • 現代社会学科
  • 紹介文あり