日本の鬼図鑑
- 八木 透
- 青幻社
- 2021.12
八木 透先生(歴史学部歴史文化学科)による紹介文
鬼は人間の写し鏡だと思います。つまり、私たちは鬼を知り、鬼について考えることにより、人の本来あるべき姿を見いだせるのではないかということです。鬼は、自分を振り返り、内省するためには必ず必要な存在だということを学んでほしいと思います。八木 透先生(歴史学部歴史文化学科)による紹介文
鬼は人間の写し鏡だと思います。つまり、私たちは鬼を知り、鬼について考えることにより、人の本来あるべき姿を見いだせるのではないかということです。鬼は、自分を振り返り、内省するためには必ず必要な存在だということを学んでほしいと思います。門田 誠一先生(歴史学部歴史文化学科)による紹介文
魏志倭人伝は邪馬台国や卑弥呼のことが書かれている史料です。これまでの研究は邪馬台国の場所はどこかが主な関心でした。しかし、魏志倭人伝は中国の歴史書なので、そこに書かれていることを中国の考古資料で解読したのが、この本の特徴です。当時の中国人の立場からみた古代の日本の姿を復原しました。考古学の専門書ですが、ここで示したように相手の視点からは何が見えてくるかを考えることは、歴史の研究だけでなく、いろいろな分野や場所で求められることだと思います。八木 透先生(歴史学部歴史文化学科)による紹介文
現代家族の実態に感心がある者にはぜひ一読をお勧めしたい。八木 透先生(歴史学部歴史文化学科)による紹介文
島嶼社会、あるいは韓国に興味のある学生諸子は一読されたい。読みなおす日本史
門田 誠一先生(歴史学部歴史文化学科)による紹介文
毎日の生活にはんこは欠かせない。日本人はなぜ、いつごろからはんこを押し続けてきたのか。その歴史を辿り、はんこをめぐる日本独特の文化・社会を探る。1997年初版の復刊。大谷 栄一先生(社会学部現代社会学科)による紹介文
本書は、2014~16年度に京都大学人文科学研究所で実施された共同研究「日本宗教史想像の再構築」の成果として刊行された日本宗教史のキーワード集である。編者3名の座談会、53個のキーワード解説、30冊のブックガイドから構成されている。高校までの教科書には載っていないような知識や視点によって、日本宗教史の新たな見方を示し、従来の日本宗教史像の再構築をめざした作品である。