図書館休館日の業務(31-2)

 本学図書館では、今月24日(日)より28日(木)までの5日間(24日は定例休館日)は、蔵書点検ならびに館内システムのメンテナンスのため休館いたします。

 図書館業務で「表」となるサービス業務を休止させていただきますが、館内では休館しなければできない業務を集中的に行っています。今月はこの休館中の業務を紹介します。その前に、通常の図書館業務の一部(図書の受入から利用者の皆さんが手にするまで)を簡単に紹介します。
 ①図書資料の受入検討
   当館収書基準に適しているか、重複所蔵とならないか、排架スペースがあるかなど総合的に
   判断して決めます
 ②装備(第1次)
   受入決定した図書に、バーコードラベル(登録番号)を貼付
 ③受入データ入力(受入登録)
   受入した図書資料を、大学の財産として登録
 ④分類作業
 ⑤書誌データ入力(目録記述)
 ⑥点検
 ⑦装備(第2次)
   請求記号(図書の所在を表す記号)ラベルの貼付
 ⑧排架
 ⑨利用提供
 ①~③受入部門、④~⑦目録部門、⑧⑨サービス部門がそれぞれ担当します。

 さて、休館日に行う業務は、①から⑧が完了し、利用者の皆さんが利用された資料の点検、書架の整理、システムメンテナンスです。
 1.蔵書点検
  機器を用いて、蔵書の一冊ずつをバーコードラベルから読み取ります。この読み取り作業に
  より、①所在確認、②状況確認、③所蔵確認を行います。
 2.書架整理
  排架の乱れた図書を所定の位置に戻したり、スペース配分を変更したりします。
 3.システムメンテナンス
  利用者の皆さんに最新の情報を提供できるよう、館内設置のデータベース検索用端末および
  OPAC専用端末のメンテナンスを行います。

 上記の作業は迅速かつ正確なサービスを行ううえで必要な作業です。本学図書館では毎月一回の定期休館日と、学期末(8月、3月)の集中休館日にこれらの業務を行います。ご迷惑をおかけしますが、ご理解とご協力をお願いいたします。休館日については、「輪蔵だより」や図書館ホームページの「開館日程」を確認してください。?