最近、利用者より、他の利用者のマナーに対する苦情が寄せられています。当館では、職員が館内を巡回し、不適切な利用に対しては注意を促していますが、再度徹底を図ります。
さて、今回は、あらためて図書館利用マナーについて、利用者の皆さんに周知いたします。
「佛教大学附属図書館利用規程」第7章「利用者の注意事項」第21条で、次の規律厳守を謳っています。
(1) 図書館資料及び利用証の転貸借をしてはならない。
(2) 図書館資料,機器または設備を汚損,毀損してはならない。
(3) 図書館資料の閲覧は所定の場所で行ない,許可された図書館資料以外は,図書館外への持ち出しをしてはならない。
(4) 閲覧室では静粛にし,他人の読書等の妨げとなるような行為をしてはならない。
(5) 図書館内では飲食・喫煙をしてはならない。
(6) 他の利用者に迷惑をかける行為をしてはならない。
以上、当然のことを列挙しています。これら条項に違反した方に対しては、退館を命ずることがあります。
不適切な利用として、図書館資料を貸出期間内に返却しない方、当館からの返還督促に無反応な方も一部見受けられます。延滞資料の利用を待つ他の利用者に迷惑がかかりますので、返却期日を厳守してください。返却期日を過ぎた場合は、貸出を停止します(第22条)。貸出停止期間は原則、延滞日数分とします。また、卒業する学生が図書館資料を返却しないときは、図書館より学長に対して卒業・修了証書授与の保留を要請することができます(第22条2項)。卒業・修了前に、未返却資料が無いかをご自身で必ず確認してください。
また、利用中の図書館資料を破損または紛失した場合は、弁償していただきます(同規程第23条)。そのような事由が発生した場合は速やかに、当館に所定の書類にて届け出てください(破損資料は回収)。
なお、弁償資料の寄贈後に、紛失資料が発見、返却された場合も、寄贈資料および返却資料の返還には一切応じませんのでご留意ください(届出時に回収した破損資料の場合も同様)。
図書館は共同の学習スペースです。読書に、勉強に集中できるよう、お互い協力しましょう。