皆さんは図書館を使われるときに、図書館資料を利用されるのはもちろんのこと、その他に館内の様々な施設を使用されていると思います。
研究個室・グループ閲覧室・ビデオブース・コピー室・エレベータ・サンサーラなど・・・それに加えて、一番身近な存在がトイレではないでしょうか。
もうお気づきのこととは存じますが、地下1階と2階から4階の男子トイレでは、洗面所の石鹸液の供給口(つる首)が抜き取られ、現在使用できなくなっています。
また、トイレットペーパーのホルダーは1階から4階の男子トイレ全てにおいて、壁面の板ごと取られ、むき出し状態で紐にぶら下げざるを得ない状況となっています。
さらに、地下1階と3階の男子トイレの入り口の標識はそっくり抜き取られています。
皆さんは、このような施設の無残な姿を目のあたりにされてどのようにお感じになるでしょうか。
なぜ、このような心無い行為が次々になされるのでしょうか。利用される方に多大な不便や迷惑をかけているだけでなく、同じ大学に所属する者として、悲しくてなりません。
施設の利用の仕方は、利用する人を映し出す鏡とも言えるのではないかと思います。ほんの少し、想像力を膨らませて周りの人たちのことに思いをいたせば、このような行為は決してできないのではないでしょうか。
図書館のみならず、学内の諸施設は全ての人たちの共有の施設であり大切な財産です。ほとんどの人たちには改めて言うまでもないことですが、皆さんが自分の持ち物を大切にされるように、施設も大切に扱ってください。“大切にしよう”という心がけ次第で、施設はいつまでもきれいに使うことができると思います。皆が気持ちの良い環境でキャンパス生活を送れるように、そして将来、佛教大学に学ばれる人たちのためにも、きれいな形で施設を残していけるよう、ご理解とご協力をよろしくお願いします。