8-9月の企画展では、『ありし日の京』と題し、かつてここ京都では当たり前だった光景を特集します。
前期は『消えた送り火「い」』をテーマに、明治期後半までは灯されていたという「い」の姿を、古地図を通してご紹介します。なかなか文献に登場しないその送り火が点火されていたのは、いったいどの辺りだったのでしょうか。今回展示する江戸時代から明治時代にかけて作成された地図には、それぞれはっきりと描かれた「い」を見ることが出来ます。地図を見比べることで、京都という都市が移り変わる様子もあわせてお楽しみください。
企画展示|デジタルコレクションよりご覧ください。