
企画展示
Exhibition2022年12月 内裏と仙洞御所【前期】
2022年10月-11月 「名所案内周遊ガイド」
2022年9月 「ありし日の京」【後期】
2022年8月 「ありし日の京」【前期】
2022年7月 祇園祭【後期】
2022年6月 祇園祭【前期】
2022年5月 名所めぐり : あの花 この花【後期】
2022年4月 名所めぐり : あの花 この花【前期】
2022年2月 和書あれこれ ー写本・版本・古活字本ー
2022年1月 雪景色・冬ごもり【後期】
2022年12月 内裏と仙洞御所【前期】
京都御苑内に今も残る京都御所と仙洞御所。かつて天皇の住まいであった内裏は、往時の姿をそのままに見ることができますが、上皇(院)の居住地であった仙洞御所は、残念ながら嘉永7年(1854年)の大火により焼失して以降、主要な建物は再建されていません。
今回の展示では、前期は内裏内部の様子を描いた刊本や、各御所および周辺に建つ公家屋敷を描いた絵図を、後期では新規収蔵資料である仙洞御所の指図(設計図)を中心にご紹介します。
【同時開催】 Season’s greetings!
本学所蔵の貴重書『都名所百景』より雪景色の作品を厳選し、ポストカード図案を作成いたしました。ダウンロードして年賀状や季節のグリーティング、SNSへの利用などご自由にお使いいただけます。
※ただし、画像(文字含む)は改変しないでください。
※ダウンロード期限は無期限です。
- 展示期間
- 2022年12月5日(月)~2022年1月31日(火) *展示替えあり 前期 2022.12/5(月)-2022.12/25(日)、後期 2023.1/6(金)-1/31(火)
- 展示資料
-
『禁闕内外全圖』
[京都] : 清水谷殿 , 天保8 [1837]
刊本
(Source Identifier:書誌ID: 991004311809706201) -
『内裏圖』
三条通 [京都] : 林喜兵衛 , 天保8 [1837]
再刻刊本
(Source Identifier:書誌ID: 991004345579706201) -
『[禁裏公家屋敷圖]』
[京都] : 東雲堂 , 文久3 [1863]
(Source Identifier:書誌ID: 991003756609706201) -
『内裏細見之圖 : 校正再刻』
[出版地不明] : [出版者不明] , 慶應2 [1866]
(Source Identifier:書誌ID: 991005204619706201) -
『花洛細見圖 15巻』<2>
洛陽 [京都] : 金屋平右衛門 , 元禄17 [1704] 序
(Source Identifier:書誌ID: 991003340899706201) -
御所
『都名所百景』
平野甼 [大坂] : 石和 , [江戸後期]
(Source Identifier:書誌ID: 991002977989706201)



2022年10月-11月 「名所案内周遊ガイド」
旅ブームが起こった江戸時代後期、人気を博した旅行案内記の中には、観光地・京都を紹介するガイド本も数多く含まれていました。たとえば貝原益軒著の『京城勝覧』には、17日間で名所を巡ることができるというモデルコースが掲載され、効率的に観光地を訪れたいと願う旅行者に大変好評でした。『京城勝覧』は後続のガイド本にも多大なる影響を与え、6日間で、はては3日間で洛中洛外の名所旧跡を制覇するという、現代人にとっては無謀とも思える距離を移動するルートを含むものまでありました。
今回の展示では、京都ガイド本の嚆矢ともいわれる『京城勝覧』とそれに類する案内記、新規収蔵資料である『皇都細見之圖』などをご紹介します。相当な健脚でなければ達成できないであろう江戸時代の旅人気分を、ぜひとも味わってください。
- 展示期間
- 2022年10月1日(土)~11月30日(水) *期間中、展示替えあり 【前期】10/1-10/30, 【後期】11/1-11/30
- 展示資料
-
『京童 (きやうわらべ) 6巻』<2>
中川喜雲 [撰]
[京都] : 平野屋佐兵衛 , 明暦4 [1658]
刊本
(Source Identifier:書誌ID: 991004987139706201) -
『京城勝覧 2巻』
貝原篤信 [編] ; [下河邊拾水子畫圖]
[出版地不明] : [出版者不明] , 寶永3 [1706] 序
刊本
(Source Identifier:書誌ID: 991004672969706201) -
『京内參り』
守拙斎[著]
堀河通仏光寺下ル町 [京都] : 河南四郎右衛門 , 宝暦5 [1755] 序
刊本
(Source Identifier:書誌ID: 991004672969706201) -
『都名所道案内(みやこめいしよみちあんない)』
君修作
京 [京都] : 正本屋吉兵衛 , 安永9 [1780]
刊本
(Source Identifire:書誌ID: 991005091969706201) -
『京都順覧記』<2>
池田東籬亭編 ; 中村有楽圖画
京都 : 竹原好兵衞 , 天保2 [1831]
刊本
(Source Identifier:書誌ID: 991004724039706201) -
『皇都細見之圖』
[京都] : 小川多左衞門 : 蓍屋勘兵衞 : 吉野屋爲八 , 安永8 [1779] [刊]
折本, 木版2色刷
(Source Identifier:書誌ID: 991006600370806201) -
『旅行用心集』
八隅蘆菴[著]
東都 [江戸] : 須原屋茂兵衞 : 須原屋伊八 , 文化7[1810]
(Source Identifier:書誌ID: 991003728339706201)



2022年9月 「ありし日の京」【後期】
8-9月の企画展では、『ありし日の京』と題し、かつてここ京都では当たり前だった光景を特集します。
後期は『京にまさかの大仏さん⁉』と題し、江戸時代に建立され、被災と再建を繰り返したのち、昭和43年に焼失した大仏についてご紹介します。洛中洛外図や名所図会などに描かれ、かつて人気の観光名所だった“京の大仏”。今ではわらべ歌にその存在を確認できるくらいですが、秀吉が夢見た巨大仏の道程を、ぜひともご覧ください。
- 展示期間
- 2022年8月2日(火)~9月28日(水) *期間中、展示替えあり 【前期】8/2-8/29, 【後期】9/1-9/28
- 展示資料
-
『都名所圖會 6巻』<3>
秋里湘夕選 ; 竹原信繁畫
京都 : 須原屋平左衛門 : 俵屋清兵衛
浪蕐 : 河内屋太助 , 天明6 [1786]
(Source Identifier:書誌ID: 991005481289706201) -
『京名所』<上>
[京都] : [書写者不明] , [江戸中期頃か]
写本
金泥雲霞濃彩色絵巻, 詞書無し
巻子装, 松葉色地花丸宝尽文金襴表紙, 布目地金箔置見返, 鳥子本紙, 漆塗箱入
(Source Identifier:書誌ID: 991004164409706201) -
『花洛細見圖 15巻』<8>
洛陽 [京都] : 金屋平右衛門 , 元禄17 [1704] 序
刊本
(Source Identifier:書誌ID: 991003340899706201) -
『京のおもかげ』<上>
田中緑紅編
京都 : 郷土趣味社
京都 : ちどりや (発売) , 1931.1-1937.8
解説入り写真帖、各50図
(Source Identifier:書誌ID: 991001526459706201) -
大佛鐘
『都名所百景』
平野甼 [大坂] : 石和 , [江戸後期]
(Source Identifire:書誌ID: 991002977989706201)



2022年8月 「ありし日の京」【前期】
8-9月の企画展では、『ありし日の京』と題し、かつてここ京都では当たり前だった光景を特集します。
前期は『消えた送り火「い」』をテーマに、明治期後半までは灯されていたという「い」の姿を、古地図を通してご紹介します。なかなか文献に登場しないその送り火が点火されていたのは、いったいどの辺りだったのでしょうか。今回展示する江戸時代から明治時代にかけて作成された地図には、それぞれはっきりと描かれた「い」を見ることが出来ます。地図を見比べることで、京都という都市が移り変わる様子もあわせてお楽しみください。
- 展示期間
- 2022年8月2日(火)~9月28日(水) *期間中、展示替えあり 【前期】8/2-8/29, 【後期】9/1-9/28
- 展示資料
-
『京繪圖道法附』
京 [京都] : 竹原好兵衛 , 安永3 [1774]
刊記: 「安永三年改正 京三条通麩屋町西北角 竹原好兵衛板」
木版色刷, 畳みもの
(Source Identifier:書誌ID: 991003902159706201) -
『細見京繪圖 : 天明改正』
君修作
[出版地不明] : [出版者不明] , [17–]
天明3年版の後印か
木版色刷, 畳みもの
(Source Identifier:書誌ID: 991004516329706201) -
『明治京都指掌之圖』
長谷川城平著
京都 : 藤原卯兵衞 , 1877.5
木版多色刷
(Source Identifire:書誌ID: 991003902589706201)


2022年7月 祇園祭【後期】
いよいよ京都の夏に祇園祭が戻ってきます。この一、二年、規模を縮小して開催されてはいましたが、豪華絢爛な懸装品をまとった山や鉾が町中を巡行するのは三年ぶりになります。しかも、今年は長らく「休み山」であった鷹山が約200年ぶりに巡行に復帰します。
今回の企画展はその祇園祭を特集します。7月からの後期展示では江戸時代の後祭と鷹山の姿を、そして現在は行われなくなった「ねりもの」についてご紹介します。本学所蔵の貴重資料を通じ、かつての祭りの様子をお楽しみください。
- 展示期間
- 2022年7月1日(金)~7月31日(日) *会期中展示替えあり 【前期】6/1-6/29, 【後期】7/1-7/31
- 展示資料
-
『都林泉名勝圖會 5巻』<2>
秋里湘夕[著] ; 佐久間草偃, 西村中和, 奥文鳴源貞章畫
京都 : 須原屋平左衛門 : 俵屋清兵衛
浪蕐 : 河内屋太助 , 天明6 [1786]
刊本
(Source Identifier:書誌ID: 991004854809706201) -
『六月十四日祇園會(きおんゑ)』
[京都] : [丸屋善兵衛] , [江戸時代]
木版一部彩色
(Source Identifier:書誌ID: 991003005679706201) -
『花洛細見圖 15巻』<6>
洛陽 [京都] : 金屋平右衛門 , 元禄17 [1704] 序
(Source Identifire:書誌ID: 991003340899706201) -
『祇園會細記』<上之1>
[出版地不明] : [出版者不明] , [江戸中後期]
刊本
(Source Identifier:書誌ID: 991005078149706201) -
『祇園神輿洗ねり物繪容 : 天保十一子のとし』 *2021年度新収蔵資料
長秀画
[京都] : 丸屋善兵衛 : 大和屋宗七 , [天保11 (1840)]
木版多色刷り
(Source Identifier:書誌ID: 991006805804706201)



2022年6月 祇園祭【前期】
いよいよ京都の夏に祇園祭が戻ってきます。この一、二年、規模を縮小して開催されてはいましたが、豪華絢爛な懸装品をまとった山や鉾が町中を巡行するのは三年ぶりになります。しかも、今年は長らく「休み山」であった鷹山が約200年ぶりに巡行に復帰します。
今回の企画展では、今と変わらず華麗で荘厳な山鉾のかつての姿や、それを楽しむ人々の様子、その他巡行以外の祇園祭にまつわる資料を、前後期にわたってご紹介します。記念すべき年、実際の祭りとともに本学所蔵資料に描かれた祭りをご堪能ください。
- 展示期間
- 2022年6月1日(水)~6月29日(水) *会期中展示替えあり 【前期】6/1-6/29, 【後期】7/1-7/31
- 展示資料
-
『十二月あそひ』<上>
[製作地不明] : [製作者不明] , [寛文頃]
写本
(Source Identifier:書誌ID: 991002964819706201) -
『都名所圖會 6巻』<巻之2>
秋里湘夕選 ; 竹原信繁畫
京都 : 須原屋平左衛門 : 俵屋清兵衛
浪蕐 : 河内屋太助 , 天明6 [1786]
刊本
(Source Identifier:書誌ID: 991005481289706201) -
『花洛細見圖 15巻』<6>
洛陽 [京都] : 金屋平右衛門 , 元禄17 [1704] 序
(Source Identifire:書誌ID: 991003340899706201) -
『祇園會細記』<上之1>
[出版地不明] : [出版者不明] , [江戸中後期]
刊本
(Source Identifier:書誌ID: 991005078149706201) -
祇園會宵餝
『都名所百景』
平野甼 [大坂] : 石和 , [江戸後期]
(Source Identifire:書誌ID: 991002977989706201)



2022年5月 名所めぐり : あの花 この花【後期】
春になると、京都の観光地、とりわけ花の名所として知られる場所にはどっと人が押し寄せ、賑やかになります。写真を撮ったり、眺めながら飲んだり食べたりと、おのおのが自由に花を楽しむ姿が見られます。それは現代に限らず、長いあいだ繰り返されてきた光景です。本学所蔵の『都名所百景』にも、江戸時代の人びとが花々をめでる様子が生き生きと描かれています。
今年度最初の企画展では、4月は桜を、5月は藤を中心に、京都の花の名所を関連する和歌とともに取り上げます。歌にも詠まれたその場所を、どうぞ旅する気分でお楽しみください。
- 展示期間
- 2022年4月1日(金)~5月29日(日) *会期中 前期 4/1-4/28 後期 5/1-5/31
- 展示資料
-
『萬葉集 20巻 (存14巻)』<8>
洛陽 [京都] : 安田十兵衛 , 寛永20 [1643]
刊本
(Source Identifier:書誌ID: 991004479779706201) -
『新古今和歌集 20巻』<上之1>
[源通具] , [藤原有家] , [藤原定家] , [藤原家隆] , [飛鳥井雅経撰]
中御門通 [京都] : 吉田四郎右衞門尉 , 正保4 (1647)
刊本
(Source Identifier:書誌ID: 991004375819706201) -
『花洛細見圖 15巻』<7>
洛陽 [京都] : 金屋平右衛門 , 元禄17 [1704] 序
(Source Identifire:書誌ID: 991003340899706201) -
『後撰和謌集 20巻』<上之1>
[大中臣能宣] , [清原元輔] , [源順] , [紀時文] , [坂上望城撰]
[京都] : [吉田四郎右衞門尉] , [正保4(1647)]
刊本
朱筆書入あり
(Source Identifier:書誌ID: 991004376189706201) -
『都名所圖會 6巻』<巻之2>
秋里湘夕選 ; 竹原信繁畫
京都 : 須原屋平左衛門 : 俵屋清兵衛
浪蕐 : 河内屋太助 , 天明6 [1786]
刊本
(Source Identifier:書誌ID: 991005481289706201)- 安井金毘羅
『都名所百景』平野甼 [大坂] : 石和 , [江戸後期]
(Source Identifire:書誌ID: 991002977989706201)- 飛雲閣
『都名所百景』平野甼 [大坂] : 石和 , [江戸後期]
(Source Identifire:書誌ID: 991002977989706201) - 安井金毘羅



2022年4月 名所めぐり : あの花 この花【前期】
春になると、京都の観光地、とりわけ花の名所として知られる場所にはどっと人が押し寄せ、賑やかになります。写真を撮ったり、眺めながら飲んだり食べたりと、おのおのが自由に花を楽しむ姿が見られます。それは現代に限らず、長いあいだ繰り返されてきた光景です。本学所蔵の『都名所百景』にも、江戸時代の人びとが花々をめでる様子が生き生きと描かれています。
今年度最初の企画展では、4月は桜を、5月は藤を中心に、京都の花の名所を関連する和歌とともに取り上げます。歌にも詠まれたその場所を、どうぞ旅する気分でお楽しみください。
- 展示期間
- 2022年4月1日(金)~5月29日(日) *会期中 休館日あり
- 展示資料
-
『詞花和歌集 10巻』
[藤原顕輔撰]
[書写地不明] : [今川範政] , 應永34 [1427]
写本
(Source Identifier:書誌ID: 991000303089706201) -
『後拾遺和歌集 20巻』<上>
[藤原通俊撰]
[摂津] : [柳江] , 永正16 [1519]
写本
(Source Identifier:書誌ID: 991000898379706201) -
『花洛細見圖 15巻』<15>
洛陽 [京都] : 金屋平右衛門 , 元禄17 [1704] 序
(Source Identifire:書誌ID: 991003340899706201) -
『新千載和歌集 20巻』<上之1>
[藤原為定撰]
[京都] : [吉田四郎右衞門尉] , [正保4(1647)]
刊本
(Source Identifier:書誌ID: 991004376189706201) -
洛西嵐山
『都名所百景』平野甼 [大坂] : 石和 , [江戸後期]
(Source Identifire:書誌ID: 991002977989706201) -
御室
『都名所百景』平野甼 [大坂] : 石和 , [江戸後期]
(Source Identifire:書誌ID: 991002977989706201) -
長樂寺
『都名所百景』平野甼 [大坂] : 石和 , [江戸後期]
(Source Identifire:書誌ID: 991002977989706201)



2022年2月 和書あれこれ ー写本・版本・古活字本ー
1600年代になると、町には出版も行う民間の本屋・書肆が現れ、人々が書物に触れる機会は格段に増えることになります。それは手書きのもの、活字や版木を使って印刷したものなど、種類は様々です。今回の企画展では、そうした特徴ある出版物をご紹介します。ぜひ、その違いを比較してみてください。
- 展示期間
- 2022年2月15日(火)~3月30日(水) *会期中 休館日あり
- 展示資料
-
『大こくゑひす』
[書写地不明] : [書写者不明] , [江戸前期]
写本(奈良絵本絵巻)
(Source Identifier:書誌ID: 991004303239706201) -
『中将ひめ』
[製作地不明] : [製作者不明] , [江戸中期]
写本(奈良絵本)
(Source Identifier:書誌ID: 991004306759706201) -
『黒谷聖人傳繪詞 10巻』<5>
[舜昌編]
四條寺町 [京都] : 中野市右衛門 , 寛永3 [1626]
古活字版
(Source Identifier:書誌ID: 991004306759706201) -
『つれつれ草』
吉田兼好 [著] ; 烏丸光廣校訂
[京都] : [出版者不明] , [江戸初期]
古活字版
(Source Identifier:書誌ID: 991000415429706201) -
『逆矛 . 第六天 . 住吉詣 . 戀重荷 . 大瓶猩々』
皇都 [京都] : 山本長兵衞 , 天保11 [1840]
改正再板
観世流謡本
(Source Identifire:書誌ID: 991005111369706201) -
『京童 (きやうわらべ) 6巻』<2>
中川喜雲 [撰]
[京都] : 平野屋佐兵衛 , 明暦4 [1658]
(Source Identifire:書誌ID: 991004306759706201)



2022年1月 雪景色・冬ごもり【後期】
古典和歌にも雪が降る様子や積もった光景が数多く詠まれたように、古くから人々は雪をさまざまに楽しんできました。雪見の宴が催され、また雪遊びに興じる姿は物語にも登場します。もちろんそれは、宮廷内の楽しみにとどまりません。時を経た江戸時代、浮世絵や名所図会には様々な雪景色が登場し、庶民が雪に遊ぶ姿が描かれています。冬期企画展では、本学の所蔵資料の中からそうした京都の雪景色をご紹介します。
【関連企画】 Season’s greetings!
本学所蔵の貴重書『都名所百景』より雪景色の作品を厳選し、ポストカード図案を作成いたしました。ダウンロードして年賀状や季節のグリーティング、SNSへの利用などご自由にお使いいただけます。
※ただし、画像(文字含む)は改変しないでください。
- 展示期間
- 2021年12月3日(金)~2022年2月10日(木) *展示替えあり 前期 2021.12/3-2022.1/8、後期 2022.1/11-2/10
- 展示資料
-
『都林泉名勝圖會 5巻』<2>
秋里湘夕[著] ; 佐久間草偃, 西村中和, 奥文鳴源貞章畫
江都 [江戸] : 須原屋善五郎
浪速 [大坂] : 河内屋喜兵衞 : 河内屋太助 (發行)
皇都 [京都] : 小川多左衞門 (發行) , 寛政11 [1799]
(Source Identifier:書誌ID: 991004854809706201) - 『都林泉名勝圖會 5巻』<5>
秋里湘夕[著] ; 佐久間草偃, 西村中和, 奥文鳴源貞章畫
江都 [江戸] : 須原屋善五郎
浪速 [大坂] : 河内屋喜兵衞 : 河内屋太助 (發行)
皇都 [京都] : 小川多左衞門 (發行) , 寛政11 [1799]
(Source Identifier:書誌ID: 991004854809706201) -
『再撰花洛名勝圖會 : 東山之部 4巻』<1>
木村明啓, 川喜夛真彦編 ; 梥川安信, 四方義休, 楳川重寛圖畫
江戸 : 須原屋茂兵衛 : [須原屋]伊八 : 山城屋佐兵衛 : 岡田屋嘉七
: 和泉屋金右衛門 : 和泉屋吉兵衛 : 岡村庄助 : 須原屋新兵衛
尾州名古屋 : 菱屋半兵衛 : 菱屋藤兵衛 : 永樂屋東四郎
京都 : 吉野屋仁兵衛 , 元治1 [1864]
(Source Identifier:書誌ID: 991004854789706201) -
『梅の花笠』<初篇>
坂府 [大坂] : 古鹿吉兵衛 : 森文藏 : 三宅善助 : 野口清兵衛 : 石川和助 , [江戸後期]
(Source Identifier:書誌ID: 991004936159706201) -
「空也堂」
『都名所百景』
平野甼 [大坂] : 石和 , [江戸後期]
(Source Identifire:書誌ID: 991002977989706201) -
「南禅寺山門深雪」
『都名所百景』
平野甼 [大坂] : 石和 , [江戸後期]
(Source Identifire:書誌ID: 991002977989706201) -
「縄手大和橋」
『都名所百景』
平野甼 [大坂] : 石和 , [江戸後期]
(Source Identifire:書誌ID: 991002977989706201)


