紹介文あり
マルクス・アウレリウス : 『自省録』のローマ帝国
著者名 | 南川 高志 著 |
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出版社 |
岩波書店 出版社WEBサイトの書籍紹介 |
発行年 | 2022.12 |
ISBN | 9784004319542 |
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教員名 | 所属 | リンク | 区分 | 備考 |
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南川 高志 | 歴史学部歴史学科 | 教員紹介 | 著 |
南川 高志先生(歴史学部歴史学科)による紹介文
紀元2世紀、「五賢帝」の時代のローマ帝国は、最盛期を迎えて人々は平和と繁栄を享受していたと思われがちですが、五賢帝最後のマルクス・アウレリウスの治世は、天然痘と思われる疫病が大流行し、帝国の北から諸部族が侵攻してローマ軍と戦いとなる、まさに「パンデミックと戦争」の時代でした。本書は、帝国統治の最高責任者として難局に当たった皇帝の生涯を考察して、彼の有名な著書『自省録』の背景を明らかにしようとしたものです。
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