内観法・内観療法の実践と研究
- 日本内観学会 (編),真栄城 輝明 (監修),塚崎 稔 (監修),河合 啓介 (監修)
- 朱鷺書房
- 2023.11
鈴木 康広先生(教育学部臨床心理学科)による紹介文
筆者は2019年に、大和内観研修所で集中内観を体験した。その実体験から、ユング派の教育分析に匹敵するインパクトを感じた。構造、当事者性、夢・調和・家族、の三点から両者を比較し、ユング心理学からみた「内観療法」、として論じた。鈴木 康広先生(教育学部臨床心理学科)による紹介文
筆者は2019年に、大和内観研修所で集中内観を体験した。その実体験から、ユング派の教育分析に匹敵するインパクトを感じた。構造、当事者性、夢・調和・家族、の三点から両者を比較し、ユング心理学からみた「内観療法」、として論じた。鈴木 康広先生(教育学部臨床心理学科)による紹介文
本年創立75周年を迎えたスイスのユング研究所CGJIZのOBOGが寄稿した、死・死者の喪の作業や葬送儀礼を心理学的・民俗学的に考察した論文集である。筆者は分担執筆として、第3部第6章(pp101-112)を寄稿した。世界中の古代から現代に渡る、民族風習や神話・民話・マンガを含めて、夢分析における喪の作業など、幅広く重厚でそして印象的な数々の論考は読み応えがある。日本のみならず世界に目を向ける際に、人類に普遍的な集合的無意識を考えさせる一助となる良書であろう。藤岡 勲先生(教育学部臨床心理学科)による紹介文
若手心理職が経験しているワーク・ライフ・バランス上のテーマを扱う本書において、「文化的マイノリティ」というコラムを執筆しました。そこでは、ポイントを解説しながら、文化的マイノリティというテーマが、心理職の仕事と私生活の両面に関わっているとも考えられることを述べました。心理職を目指す学生にとって、近い将来に経験するかもしれないことが色々と書かれていると思いますので、興味関心を持った方は、ぜひ本書を手に取ってください。公認心理士スタンダードテキストシリーズ15
藤岡 勲先生(教育学部臨床心理学科)による紹介文
「公認心理スタンダードテキストシリーズ」の第15巻において、社会構成主義に基づく支援(具体例として、解決志向ブリーフセラピーとナラティヴ・セラピー)について解説を行いました。このテキストでは、わかりやすく様々な心理療法アプローチが紹介されています。はじめから高度な専門書を読もうとすると、かえって理解し難いところがあっても不思議ではないと思います。ですので、まずは、このようなテキストを通して、これからの学びの土台作りをしていただくのもよいと思っています。田中 耕治先生(教育学部教育学科)による紹介文
現代、国際的にも注目されている日本の教師たちの教育実践の礎を築いた、戦前の教師たちの歩みを、当時の写真や年表を入れて、わかりやすく解説しました。昔こんな先生がいたのかと驚かれることでしょう。山内 乾史先生(教育学部教育学科)による紹介文
本書はOECD教育研究革新センターが行った国際的研究に基づいています。この研究は、青少年のための組織的学習のイノベーティブな方法に焦点を当て、学習やイノベーションに関する将来的な洞察を伴い、現代の教育改革の課題に積極的な影響をもたらす見解を提供しています。鈴木 康広先生(教育学部臨床心理学科)による紹介文
真栄城輝明先生の監修で、ひろさき親子内観研修所の竹中哲子さんの活動のまとめとなっている。筆者を含めて、真栄城先生と竹中先生のゆかりの先生方が分担執筆している。筆者は、集中内観前に導入された「生い立ちの記録」の考察~抵抗への対処と素直であること~を論じた。内山 淳子先生(教育学部教育学科)による紹介文
人生100年時代と言われる今日、「誰でも いつでも どこでも学ぶ」 生涯学習の社会的要請が高まっています。学校教育を終えた後、成人期以降の学習ニーズとはどのようなものでしょうか。担当した「第9章 学習者としての高齢者」では、体力気力に個人差が大きくなる高齢期に、各人の可能性を伸ばし、尊厳を守る学習支援のあり方を、教育学の立場から考察しています。現在、フォーマルな大学教育で学んでいる大学生の皆さんにも、教育・学習の広がりを考える上で役立てていただければ幸いです。二澤 善紀先生(教育学部教育学科)による紹介文
中学校・高等学校の数学科教員を目指す学生の数学科教育法の教科書である。各分野の教育内容に関する章は、数学理論と数学教育の研究者が協力し、また学習指導案作成などの実践的な章は現職教員が加わり執筆している。数学科教員に必要な素養が身につく。公認心理師スタンダードテキストシリーズ / 下山晴彦, 佐藤隆夫, 本郷一夫監修, 3
藤岡 勲先生(教育学部臨床心理学科)による紹介文
臨床心理学にとって重要な考え方や用語をしっかりと学べる一方で、わかりやすく、読み物としても興味深い教科書だと思います。はじめて臨床心理学を学ぼうとする学生にとっても、すでに学んでいる学生にとっても、手に取っていただきたいテキストです。鈴木 康広先生(教育学部臨床心理学科)による紹介文
トラウマ・発達障害・ADHDは箱庭療法でここまで良く治る!箱庭制作で目に見える形でヴィジュアルに経過が追えるところが凄い。無意識のイメージの醍醐味を是非味わってください。平田 豊誠先生(教育学部教育学科)による紹介文
小中学校の先生に向けたICT活用の虎の巻。エネルギー領域、粒子領域、生物領域、地球領域の19の実践例を、ICT授業名人の先生がわかりやすく解説します。便利なアプリやサイト、商品も紹介。「私の活用法」といったコラムも充実。児童・生徒の意欲と理解が劇的に変化します。授業づくりに役立つヒントがたくさんあります。