現代社会教育学事典
- 日本社会教育学会/編
- 東洋館出版社
- 2024.9
堤 拓也先生(教育学部教育学科)による紹介文
日本社会教育学会創立70 周年を記念して、社会教育の理念・制度・実践の体系と方法を示し、今後の展望を示す1冊です。「第Ⅰ部 原理と組織」と「第Ⅱ部 現代的課題」の2部構成であり、私は「第Ⅰ部 原理と組織」「第4章 社会教育の学習論」の「経験と学び」の項目を担当しました。社会教育の原理から現代的課題までが幅広く網羅された事典となっています。堤 拓也先生(教育学部教育学科)による紹介文
日本社会教育学会創立70 周年を記念して、社会教育の理念・制度・実践の体系と方法を示し、今後の展望を示す1冊です。「第Ⅰ部 原理と組織」と「第Ⅱ部 現代的課題」の2部構成であり、私は「第Ⅰ部 原理と組織」「第4章 社会教育の学習論」の「経験と学び」の項目を担当しました。社会教育の原理から現代的課題までが幅広く網羅された事典となっています。堤 拓也先生(教育学部教育学科)による紹介文
日本福祉教育・ボランティア学習学会創立30周年を記念して、福祉教育・ボランティア学習実践のエッセンスを示す1冊です。「第Ⅰ部 当事者性に気づき、深める」「第Ⅱ部 交流を仕掛け、アクションを生み出す」「第Ⅲ部 協同実践とプラットフォームをつくる」「第Ⅳ部 学びのテーマを拡げ、社会につなげる」の4部構成であり、合計20本の実践事例が収められています。福祉教育・ボランティア学習のエッセンスを実践から学ぶことのできる1冊です。鈴木 康広先生(教育学部臨床心理学科)による紹介文
現代人の心と魂は、「あの世」とのつながりから再生される。シャーマニズム、ユング、井上亮、仏教は無意識の世界<あの世>との関わり方を探究し、心の問題を解決してきた。ダンマ・セラピー、ユング心理学、臨床心理学、アビダンマ仏教心理学のエキスパートが、現代社会で無視された「あの世」について存分に語り議論した注目の書。(出版社の帯の宣伝文より)鈴木 康広先生(教育学部臨床心理学科)による紹介文
仏教と心理学の関わりが良く解る「仏教心理学入門」の第5章「佛教とユング心理学ースピリチュアル・エマージェンシーの観点から」を執筆した。全体として、アメリカ仏教の発展、内観、森田療法との関わりが良く解る。第5章では、法然、明恵、親鸞の「夢の告知」を手がかりに、「創造性」との関連を考察した。鈴木 康広先生(教育学部臨床心理学科)による紹介文
筆者は2019年に、大和内観研修所で集中内観を体験した。その実体験から、ユング派の教育分析に匹敵するインパクトを感じた。構造、当事者性、夢・調和・家族、の三点から両者を比較し、ユング心理学からみた「内観療法」、として論じた。鈴木 康広先生(教育学部臨床心理学科)による紹介文
本年創立75周年を迎えたスイスのユング研究所CGJIZのOBOGが寄稿した、死・死者の喪の作業や葬送儀礼を心理学的・民俗学的に考察した論文集である。筆者は分担執筆として、第3部第6章(pp101-112)を寄稿した。世界中の古代から現代に渡る、民族風習や神話・民話・マンガを含めて、夢分析における喪の作業など、幅広く重厚でそして印象的な数々の論考は読み応えがある。日本のみならず世界に目を向ける際に、人類に普遍的な集合的無意識を考えさせる一助となる良書であろう。藤岡 勲先生(教育学部臨床心理学科)による紹介文
若手心理職が経験しているワーク・ライフ・バランス上のテーマを扱う本書において、「文化的マイノリティ」というコラムを執筆しました。そこでは、ポイントを解説しながら、文化的マイノリティというテーマが、心理職の仕事と私生活の両面に関わっているとも考えられることを述べました。心理職を目指す学生にとって、近い将来に経験するかもしれないことが色々と書かれていると思いますので、興味関心を持った方は、ぜひ本書を手に取ってください。公認心理士スタンダードテキストシリーズ15
藤岡 勲先生(教育学部臨床心理学科)による紹介文
「公認心理スタンダードテキストシリーズ」の第15巻において、社会構成主義に基づく支援(具体例として、解決志向ブリーフセラピーとナラティヴ・セラピー)について解説を行いました。このテキストでは、わかりやすく様々な心理療法アプローチが紹介されています。はじめから高度な専門書を読もうとすると、かえって理解し難いところがあっても不思議ではないと思います。ですので、まずは、このようなテキストを通して、これからの学びの土台作りをしていただくのもよいと思っています。田中 耕治先生(教育学部教育学科)による紹介文
現代、国際的にも注目されている日本の教師たちの教育実践の礎を築いた、戦前の教師たちの歩みを、当時の写真や年表を入れて、わかりやすく解説しました。昔こんな先生がいたのかと驚かれることでしょう。山内 乾史先生(教育学部教育学科)による紹介文
本書はOECD教育研究革新センターが行った国際的研究に基づいています。この研究は、青少年のための組織的学習のイノベーティブな方法に焦点を当て、学習やイノベーションに関する将来的な洞察を伴い、現代の教育改革の課題に積極的な影響をもたらす見解を提供しています。鈴木 康広先生(教育学部臨床心理学科)による紹介文
真栄城輝明先生の監修で、ひろさき親子内観研修所の竹中哲子さんの活動のまとめとなっている。筆者を含めて、真栄城先生と竹中先生のゆかりの先生方が分担執筆している。筆者は、集中内観前に導入された「生い立ちの記録」の考察~抵抗への対処と素直であること~を論じた。内山 淳子先生(教育学部教育学科)による紹介文
人生100年時代と言われる今日、「誰でも いつでも どこでも学ぶ」 生涯学習の社会的要請が高まっています。学校教育を終えた後、成人期以降の学習ニーズとはどのようなものでしょうか。担当した「第9章 学習者としての高齢者」では、体力気力に個人差が大きくなる高齢期に、各人の可能性を伸ばし、尊厳を守る学習支援のあり方を、教育学の立場から考察しています。現在、フォーマルな大学教育で学んでいる大学生の皆さんにも、教育・学習の広がりを考える上で役立てていただければ幸いです。