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こだわり抜くバランス練習

明日の運動療法を磨く理学療法プラクティス

  • 常任編集:斉藤秀之 他
  • 文光堂
  • 2022.7

石井 光昭先生(保健医療技術学部理学療法学科)による紹介文

“バランス障害は、パーキンソン病患者の転倒の主要な原因であり、転倒は患者のQOLに大きな影響を与える。パーキンソン病患者では、同年代の対照群に比べて転倒の頻度は約 2倍、大腿骨近位部骨折の頻度は約4倍と言われている。また、大腿骨近位部骨折後の合併症の頻度は高く、入院期間の長期化やアウトカムの不良に関連している。転倒や転倒恐怖は、移動能力や社会活動を制限し、これは廃用を導き更なる移動能力の低下に繋がる。したがって、バランス障害の評価と転倒のリスクを同定することは、パーキンソン病の管理において重要な要素である。バランス障害は、薬物療法や外科療法へ...続きを読む
紹介文あり

パーキンソン病の理学療法 : パーキンソン病の基本と歩行障害への対応

  • 解説/松尾 善美,石井 光昭
  • ジャパンライム
  • 2021.6

石井 光昭先生(保健医療技術学部理学療法学科)による紹介文

パーキンソン病の世界の有病率は、人口10万人に対して100~300人と報告されており、神経変性疾患のなかではアルツハイマー病に次いで頻度が高い疾患です。 近年、高齢者の増加に伴い、先進国ではパーキンソン病患者の増加が危惧されています。現在パーキンソン病に対する理学療法は、薬物療法と並んで不可欠な治療手段となっています。 また、理学療法では、直接的に生活機能に関わることになるため非常に重要な位置付けになっています。このDVDをご覧いただき、パーキンソン病の基本と歩行障害に対する理学療法の重要性について理解を深めてください。

内部障害理学療法学

PT・OTビジュアルテキスト

  • 松尾善美編集
  • 東京 : 羊土社
  • 2016.12