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増補改訂 近代仏教スタディーズ

  • 大谷 栄一 編,吉永 進一 編,近藤 俊太郎 編
  • 法藏館
  • 2023.4

大谷 栄一先生(社会学部現代社会学科)による紹介文

2000年代以降、急速に発展した学問領域である近代仏教。その入門書のアップデイト版(初版は2016年刊行)。「近代仏教」とは何かの説明に始まり、近代仏教の歴史や特徴、人脈相関図(キュートなイラスト付き)、ブックガイド、リサーチマップなど、多面的にその魅力に迫った一冊。現代の日本仏教をより深く理解するためにも、近代仏教の理解は欠かせない。本書を通じて、近代仏教のおもしろさを感じてほしい。
紹介文あり

戦後日本の宗教者平和運動

  • 大谷 栄一 編
  • ナカニシヤ出版
  • 2021.11

大谷 栄一先生(社会学部現代社会学科)による紹介文

宗教者や宗教団体が「平和活動」に取り組むことは、当たり前のことだろうか? 第二次世界大戦前の日本では宗教界全体が戦争協力を行い、戦争に反対した宗教者はきわめて少なかった。そうした戦前への反省から始まった戦後日本の宗教者平和運動はどのような軌跡を辿ったのか。9名の執筆者が仏教、キリスト教、新宗教の取り組み、国境を越えた活動を論じている。宗教にとって平和とは何か? 戦後日本社会にとって平和とは何か? 本書からいくつもの問いかけを読み取ってほしい。
紹介文あり

近代日本宗教史4:戦争の時代

近代日本宗教史

  • 島薗 進 編、末木 文美士 編、大谷 栄一 編、西村 明 編
  • 春秋社
  • 2021.5

大谷 栄一先生(社会学部現代社会学科)による紹介文

「戦争と宗教」という問題を、昭和初期からアジア・太平洋戦争の敗戦までの日本宗教史を題材として検討した論考が収録されている。筆者(大谷)は「戦争協力と抵抗」と題した論考を寄稿した。なぜ、日本の宗教団体は戦争に同調し、どのような協力を行ったのだろうか。一方、戦争に同調せず、抵抗した宗教者はどのような考えでどのように行動したのか。そのことを、仏教とキリスト教を事例として論じた。今、あらためて、「戦争と宗教」の問題について考えてほしい。
紹介文あり

近代仏教というメディア : 出版と社会活動

  • 大谷栄一著
  • 東京 : ぺりかん社
  • 2020.3

大谷 栄一先生(社会学部現代社会学科)による紹介文

「仏教が日本の寺院から出ていく」。これは、近代以降の日本仏教の特徴を表現したテーゼである。現在、「近代仏教」の研究がグローバルに進展している。この論文集では、幕末・明治維新以降に生起した日本の「近代仏教」の特徴を、〈メディア〉〈アジア〉〈社会活動〉という観点から考察している。 日本の寺院から出て行った仏教はどうなったのか? この論文集を通じて、そのことを確かめてほしい。
紹介文あり

ともに生きる仏教 : お寺の社会活動最前線

ちくま新書; 1403

  • 大谷栄一編
  • 東京 : 筑摩書房
  • 2019.4

大谷 栄一先生(社会学部現代社会学科)による紹介文

2000年代以降、日本の仏教界には新しい世代による「仏教の社会活動・文化活動」の波が訪れている。本書では、子育て支援、アイドル育成、演劇活動、NPOとの協働、貧困問題、被災地支援、グリーフケア、ビハーラ(仏教版ホスピス)などの多種多様な活動を取り上げ、その社会活動の最前線を、活動の当事者と研究者が協力して紹介する。現代社会に寄り添う仏教の新たな可能性を探る一冊(本書紹介文より)。
紹介文あり

アジアの社会参加仏教 : 政教関係の視座から

現代宗教文化研究叢書; 005

  • 櫻井義秀, 外川昌彦, 矢野秀武編著
  • 札幌 : 北海道大学出版会
  • 2015.3

よくわかる宗教学

やわらかアカデミズム・「わかる」シリーズ

  • 櫻井義秀, 平藤喜久子編著
  • 京都 : ミネルヴァ書房
  • 2015.3

現代世界と日蓮

シリーズ日蓮; 5

  • 上杉清文, 末木文美士責任編集 ; 小野文珖 [ほか] 著
  • 東京 : 春秋社
  • 2015.5

書物・メディアと社会

シリーズ日本人と宗教 : 近世から近代へ / 島薗進 [ほか] 編; 5

  • 島薗進 [ほか] 編
  • 東京 : 春秋社
  • 2015.5

近現代の法華運動と在家教団

シリーズ日蓮; 4

  • 西山茂編著 ; 小野文珖 [ほか] 著
  • 東京 : 春秋社
  • 2014.7