東アジアと朝鮮戦争七〇年 : メディア・思想・日本
- 崔 銀姫 編著
- 明石書店
- 2022.11
崔 銀姫先生(社会学部現代社会学科)による紹介文
本著は、朝鮮戦争(1950年〜1953年)と朝鮮戦争七〇年を軸足としつつ、日本や韓国、中国の研究者がメディア(戦争ビラ、新聞、小説、映画)や思想、基地、帰国事業、沖縄等を対象としながら「戦後」の日本について考察した国際研究の成果です。ぜひご一読ください。なお、書評『週刊読書人』(2023年2月24日付掲載)もご参照ください。崔 銀姫先生(社会学部現代社会学科)による紹介文
本著は、朝鮮戦争(1950年〜1953年)と朝鮮戦争七〇年を軸足としつつ、日本や韓国、中国の研究者がメディア(戦争ビラ、新聞、小説、映画)や思想、基地、帰国事業、沖縄等を対象としながら「戦後」の日本について考察した国際研究の成果です。ぜひご一読ください。なお、書評『週刊読書人』(2023年2月24日付掲載)もご参照ください。山本 奈生先生(社会学部現代社会学科)による紹介文
批判的犯罪学という分野は、欧米では長年議論されてきたものの、日本ではほとんど知られてきませんでした。批判的犯罪学とは、現行の法体系における窃盗犯などよりも、大企業や国家が行う戦争や環境破壊のほうが問題だとし、既存の犯罪概念を批判するものです。この本は、日本ではじめて系統的にこの分野を論じた論文集です。編著の名義は特定個人ではなく、研究会となっています。皆でとても愉しく、コモンズとして作った本です。大谷 栄一先生(社会学部現代社会学科)による紹介文
「編集」をキーワードに多方面で活躍した松岡正剛(1944~2024)が生前に遺した「松岡流日本編集の集大成」の一冊です。本書は、近江ARS(Another Real Style)の活動が基盤になっています。これは本来から将来に向けて、近江の歴史・経済・文化の価値の創出をめざすプロジェクトで、母なる琵琶湖の湖畔から、日本のもうひとつのスタイル「別日本」を追求する刺激的な試みです。私は日本仏教の近代化について綴った「近代化した仏教」を寄稿しました。大谷 栄一先生(社会学部現代社会学科)による紹介文
本書は、戦後日本の宗教社会学と家族社会学の礎を築いた社会学者・森岡清美(1923~2022)の宗教社会学研究の全体像を多方面から捉え直すことを通じて、戦後日本の実証的な宗教社会学の軌跡と今後の展望を明らかにすることをめざした論文集です。本書を通じて、調査・研究を「とことん追求する」社会学的実証研究の醍醐味を感じ取っていただきたいと思います。大谷 栄一先生(社会学部現代社会学科)による紹介文
日本仏教の入門書は本学図書館にも数多くありますが、本書は古代から現代までの日本仏教の歴史と思想を多方面から明らかにした入門書です。冒頭の概説、古代~中世の日本仏教の思想家たちの思想を検討したパート、廃仏毀釈に始まる近代日本仏教史を紹介したパート、戒律や葬式仏教、神仏関係、冥顕などの日本仏教の深層を扱ったパート、日本仏教の可能性を論じたまとめから構成されています。私は近代日本仏教史のパートを担当しました。本書は、『日本仏教を捉え直す』(一般財団法人放送大学教育振興会、2018年)を文庫化したものです。大場 吾郎先生(社会学部現代社会学科)による紹介文
今日アメリカに進出する日本人アーティストや俳優は珍しくありませんが、そのような動きは60~70年前頃からありました。インターネットがなく、日米間で人の交流も今よりはるかに少なかった当時、日本からアメリカへ渡った芸能人はどのような目標を持ち、また現地でどのように受け入れられたのでしょうか。映画や音楽などポピュラーカルチャーやエンターテインメントが好きな方には特に興味深い内容です。作田 誠一郎先生(社会学部現代社会学科)による紹介文
日本の非行や青少年の犯罪被害について、世界と比べてその犯罪の傾向や非行の進み方に特徴があるのかなど、世界規模の調査票を用いた日本の調査結果が本書でまとめられています。本書を通じて、日本における少年非行や青少年の犯罪被害の防止について学んでください。大谷 栄一先生(社会学部現代社会学科)による紹介文
2000年代以降、急速に発展した学問領域である近代仏教。その入門書のアップデイト版(初版は2016年刊行)。「近代仏教」とは何かの説明に始まり、近代仏教の歴史や特徴、人脈相関図(キュートなイラスト付き)、ブックガイド、リサーチマップなど、多面的にその魅力に迫った一冊。現代の日本仏教をより深く理解するためにも、近代仏教の理解は欠かせない。本書を通じて、近代仏教のおもしろさを感じてほしい。作田 誠一郎先生(社会学部現代社会学科)による紹介文
本書は、看護師を目指す学生や医療・看護現場で働く看護師の再教育に向けて、社会学の基本的な知識や考え方、そして看護現場の社会学的研究の知見を提示することを目的としています。私は、第5章で社会的逸脱と社会的包摂の仕組みとして社会によって周辺化される人たちに対する看護やその理解について言及しました。また第10章では、医療化を中心として医師や看護師の患者を前提とする役割について再考しています。その他、情報化や生と死、グローバル化など幅広く看護現場に役立つ内容を網羅する構成となっています。作田 誠一郎先生(社会学部現代社会学科)による紹介文
本書は、シリーズ生活構造の社会学(第1巻『生活からみる社会のすがた』)の第2巻です。全体の内容は、現代社会における諸問題に対して生活構造の概念を中心に弱者や排除、地域社会の変動とコミュニティに再編など、各著者のさまざま問題関心に沿って構成されてます。私は、非行少年の視点から沖縄社会の生活世界と基礎構造を調査に基づいて分析しました。非行少年を取り巻く家族や友人・先輩の関係性から沖縄社会の課題を含めて論じています。大谷 栄一先生(社会学部現代社会学科)による紹介文
宗教者や宗教団体が「平和活動」に取り組むことは、当たり前のことだろうか? 第二次世界大戦前の日本では宗教界全体が戦争協力を行い、戦争に反対した宗教者はきわめて少なかった。そうした戦前への反省から始まった戦後日本の宗教者平和運動はどのような軌跡を辿ったのか。9名の執筆者が仏教、キリスト教、新宗教の取り組み、国境を越えた活動を論じている。宗教にとって平和とは何か? 戦後日本社会にとって平和とは何か? 本書からいくつもの問いかけを読み取ってほしい。大場 吾郎先生(社会学部現代社会学科)による紹介文
コロナ禍で人々の自宅にいる時間が増える中、有料動画配信サービスが契約者数を伸ばしています。NetflixやAmazon Prime Videoといったグローバルに展開するプラットフォームでも日本のドラマやアニメが多く配信されており、世界中のユーザーに届けられています。こういった現象の背景には何があり、どういった影響があるのでしょうか。本書ではそのような問いに対してメディアコンテンツ論の専門家たちが様々な視点から答えを探っています。