連日40度近い最高気温を記録する日々が続きます。夏の暑さをしのぐには、うちわや扇子で扇ぐなど、実際に体感温度を下げることが効果的ですが、たとえばこんな方法、視覚によって涼しさを感じ、味わってみるのはいかがでしょうか。
今回の企画展では、本学所蔵の錦絵『都名所百景』シリーズのなかから、爽やかさや冷たさを感じられそうな“水のある風景”を展示します。前期では「鴨川と三つの大橋」をテーマに、江戸時代末、文久3年(1863)から慶応元年(1865)頃の都とその周辺の様子をご紹介します。この『都名所百景』は、全百景のうち40ヶ所余りが水辺の景色を描いた組物であることが特徴です。『佛教大学図書館デジタルコレクション』では、そのほかの作品も見ることができますので、ぜひお気に入りの水辺の光景を探してみてください。
- 企画展情報
- 会期:2024年8月6日(火)~9月30日(月)
- 前期:2024年8月6日(火)~8月28日(水)
- 後期:2024年9月2日(月)~9月30日(月)
- 場所:紫野図書館1階中央 展示ケース内
企画展示|デジタルコレクションよりご覧ください。