ウィリアム・モリスの夢 19世紀英文学における中世主義の理想と具現
- 清川 祥恵 著
- 晃洋書房
- 2025.2
清川 祥恵先生(文学部英米学科)による紹介文
最近は100円ショップで見かけることもあるウィリアム・モリスのデザインですが、こうして時代を超えて愛される美が生み出された背景には、彼が見た夢がありました。あまり日本では読まれることのないモリスの詩やロマンスを通して、彼の理想に触れてみましょう。清川 祥恵先生(文学部英米学科)による紹介文
最近は100円ショップで見かけることもあるウィリアム・モリスのデザインですが、こうして時代を超えて愛される美が生み出された背景には、彼が見た夢がありました。あまり日本では読まれることのないモリスの詩やロマンスを通して、彼の理想に触れてみましょう。清川 祥恵先生(文学部英米学科)による紹介文
普段、小説は読まなくても、アニメやマンガは見るという人はいまや多数派かもしれません。アニメやマンガ、音楽、映画、ゲームを通して新たな価値観や文化を学ぶことも増えているでしょう。本書は、『鬼滅の刃』や米津玄師「死神」など、皆さんにも身近なポップカルチャー作品のことを、もう少し深く考えたいと思ったときに是非読んでほしい一冊です。専門家の視点を通して、自分の大好きな作品の新たな読み方を発見してみてください。清川 祥恵先生(文学部英米学科)による紹介文
歴史学部の斎藤英喜先生が、今までとは異なる新しい分野にチャレンジし、異色のメンバーで執筆した論文集です。中世から現代の『鬼滅の刃』まで、日本の文学に描かれてきた「魔術」について、いろいろな角度から知ることができます。「魔術」は、ハリー・ポッターのような魔法使いが唱える呪文以外にも、多様な顔を持っています。斎藤先生が最後に遺してくださった贈り物として、ぜひこの新たな世界への扉を開いてみてください。清川 祥恵先生(文学部英米学科)による紹介文
「神話」は、お話自体として楽しまれる以外にも、本や音楽のモティーフ、商品名、ゲームのキャラクター名として皆さんの生活に身近に溶け込んでいます。私たちが、普段気にもとめないほど自然に「神話」を受け容れているのはなぜなのでしょうか。あるいは、なぜ神話は、これほど魅力的なものとして語られつづけているのでしょうか。さまざまな時代や地域の事例を通して、人が「神話」とどのように接してきたのかを考える手がかりとなる一冊です。