高齢者福祉政策論
- 坂本 勉
- ミネルヴァ書房
- 2024.2
坂本 勉先生(社会福祉学部社会福祉学科)による紹介文
本書は、単独の執筆者によって刊行されている。このことは、読者への一貫したメッセージを伝える意味を持ち合わせている。同時に、今日の複雑かつ多様なニーズに対応できるよう、研究の入門書から、実践レベル、国家試験などに対応できる幅広い内容を網羅している。最後まで読みぬくことを強くお勧めする。坂本 勉先生(社会福祉学部社会福祉学科)による紹介文
本書は、単独の執筆者によって刊行されている。このことは、読者への一貫したメッセージを伝える意味を持ち合わせている。同時に、今日の複雑かつ多様なニーズに対応できるよう、研究の入門書から、実践レベル、国家試験などに対応できる幅広い内容を網羅している。最後まで読みぬくことを強くお勧めする。髙木 健志先生(社会福祉学部社会福祉学科)による紹介文
そもそも障害者とはどのような方なのか、ごく基本的なことから解説した本です。現在、バリアフリー化やユニバーサルデザインが進展してきていますが、一方で就労や教育における格差などの問題がまだまだ残っています。本書では、そうした問題の存在やそれを解決していくための支援について紹介しています。坂本 勉先生(社会福祉学部社会福祉学科)による紹介文
本書は、カナダブリティッシュコロンビア州のNPO法人が発行した「高齢者虐待予防」のための啓発教材として開発されたものを翻訳したものである。教材の内容にはマニュアルとDVD映像教材、PPT資料を同封している。すべて日本語訳をしており、日本での配布を行っている。主にシニア層の方に向けた予防意識の向上を目指した内容となっている。中西 さやか先生(社会福祉学部社会福祉学科)による紹介文
ドイツでは、幼児教育の在り方をめぐって「ビルドゥング(Bildung)」という言葉が重視されています。この本では、ドイツの幼児教育の中で子どもの学びやカリキュラムをめぐって何が問題とされているのかを明らかにするために、「ビルドゥング」という言葉の意味を掘り下げています。そこから、「子どもに見えていること」を出発点とする幼児教育の在り方を提案しています。長瀬 正子先生(社会福祉学部社会福祉学科)による紹介文
この絵本は、2020年のコロナ下、国連・子どもの権利委員会が出した声明をもとにしています。先が見えない日々、声明は羅針盤のように私たちがどうあるべきか、子どもに何をなすべきかを教えてくれていました。絵本は、気持ちを手がかりにしながら、コロナを含めた非常時の子どもの権利を自然と学べる構成になっています。付属のワークブックに書き込みながら、じっくり気持ちを見つめてもらえたらうれしいです。そして、誰かと語り合ってくれたら、なお嬉しいです。長瀬 正子先生(社会福祉学部社会福祉学科)による紹介文
学校に直接かかわってはいない、でも何かしら接点のある弁護士、スクールソーシャルワーカー、子ども支援、居場所を運営する方、大学教員等11人の著者による作品です。学校にかかわる問題はいっぱいありますが、それぞれの方の人生の物語から、学校をあきらめないヒントを受け取ることができると思います。子どもにかかわる仕事に就きたい方、学校教員を目指す方にぜひ読んで欲しい1冊です。長瀬 正子先生(社会福祉学部社会福祉学科)による紹介文
心愛ちゃん、結愛ちゃん事件によって、「アドボカシー」という言葉がきかれるようになりました。本書は、こうした痛ましい事件を繰り返さないために何ができるのか、子どもの「声」をおとなが大切にできる社会とは何か、について考えるものです。重たいテーマを扱いながらも、イラストを多く用いることで、子どもの「声」を奪わないおとな、社会をつくるためのヒントを学ぶことができます。髙木 健志先生(社会福祉学部社会福祉学科)による紹介文
更生保護という観点から編纂されていますが、広範囲の領域を網羅しています。そこで、社会福祉士や精神保健福祉士の受験にあたっての学習の補助教材としても参考にできると思います。朴 光駿先生(社会福祉学部社会福祉学科)による紹介文
初期仏教の経典に基づき、ブッダ思想の形成と特徴を明らかにし、ブッダ思想に関わる4つの争点を検討したもの。4つの争点は、①覚りの条件と何か、②6年苦行説はどのように固着化されたのか、③ブッダは輪廻についてどのように説いたのか、④ブッダの業論はバラモンの業論といかに異なるのか、である。主に社会科学者の視点からブッダの教えを解釈した著作である。新井 康友先生(社会福祉学部社会福祉学科)による紹介文
本書は、社会福祉協議会で社会福祉士実習を行う際、事前学習で活用できます。また、社会福祉協議会で働く上で必要なキーワード・トピックスが紹介されていますので、社会福祉協議会で就職したいと思っている学生は一読してください。長友 薫輝先生(社会福祉学部社会福祉学科)による紹介文
なぜ医療が崩壊するのか、いつから感染症に弱い国になったのか。私たちは重い問いに直面しています。戦後の医療・保健の歩みと歪み、介護現場や貧困問題の実態と構造、医療のデジタル化や「全世代型社会保障改革」など新自由主義の展開――歴史的で多角的な検証をふまえ、現在地から医療・福祉再生の道を探った書籍です。朴 光駿先生(社会福祉学部社会福祉学科)による紹介文
1943年から終戦までの期間中、労務動員された「半島女子勤労挺身隊」の選抜から結成・引率・労働・労災・死亡・帰国に至るまでの具体的な実態について、微視資料を用いて詳細に記述したもの。約60名の口述記録をもとにしている。